4道中後半(魔方陣凸~)


概要

 ここからは青赤の魔方陣地帯~ラスト妖精までを解説していきます。
 それぞれの魔方陣をまとった妖精(魔方陣地帯と呼ばれる所以です)4匹1セットと毛玉の複合地帯となっており、各セットが青、青、赤、赤の自機狙いを放ってきます。 各魔方陣妖精の点符は7個と多いのですが魔方陣妖精は左右の端に湧く上に弾幕も難しいので、きちんとパターンを組んでいないと回収すら間々ならないでしょう。
 最初の目標は青3匹-3匹、最終系は青4匹-4匹の回収になります、赤は3~4匹(ボムが多い) - 2~3匹です。

魔方陣地帯

・弾封じについて
 青、赤どちらの魔方陣も全方位鱗+塊状の自機狙い弾を吐いてきます。このためかなり避けづらいことになっているのですが、 一部機体では弾を撃たせる前に速攻することができます。弾を打たせない様子から弾封じなどと呼ばれています。 当然ながら高い火力が必要で、特殊なショットの打ち方が必要な機体も多いです。ドップラー打ちと呼ばれる打ち方です。TIPSを参照して下さい。
 弾封じが可能な機体は霊符/幻符以外の4機体で、どの機体でもドップラー打ちを強く推奨します。成功率が桁違いです。 時符では特にですが、正確に正面を合わせる必要があります。時符は他と比べ成功率が低い上に、他ほど3匹~4匹回収に困らないので、 ドップラー打ちによる弾封じをする必要があまり無かったりします、個人的には非推奨。

・青3匹回収
 どの機体でもベースとなる青魔方陣3匹回収の動きです。青魔方陣の妖精は左に2匹、右に2匹湧くのですが、3匹回収ではこのうち左2匹、右1匹を倒して回収を行います(右1匹目を逃がします)。  動きも2通りあり、一つ目は全機体汎用の動きから。左1匹目を左でゆっくりと倒し、上って右からの自機狙いを避けながら左2匹目を近くで倒しながら吐かれる全方位鱗弾をちょん避けします。 鱗弾は正確な自機狙いです。青弾も少し吐かれますが少量かつ自機狙いなのでこの時点では当たりません。このあと右に行く関係で右方向に避けるほうがいいと思います。 左2匹目を倒したら回収ラインを超え、右に移動しながら上に逃走する右2匹目を倒します。この横移動の際には散らばっている青鱗弾と青弾を目で見て避けざるを得ず、 当たるとそこそこ悲惨なわりに練習が必要な難易度となっています。右への移動に手間取ると右2匹目が逃げていきます。また、左1匹目をゆっくり倒していないと回収するより先に点符が落下していきます。 機体によっては左2匹目をドップラー打ちで封じることもできるので練習しておきましょう。かなり楽になります。
 二つ目はドップラー封じが可能な機体のみ。左1匹目を弾封じし、回収します。降りてきて左2匹目もできれば弾封じしつつ回収しながら右へ移動し上に逃げる右2匹目を倒します。 左2匹目の封じがうまくいかなさそうな気配を感じたら即、上のちょん避けに切り替えましょう。
 右2匹目を撃破する際には恋、幻符は低速ショットと倒せません。霊符は低速ショットにしておけば遠くからでも勝手に倒してくれます、 また霊符であれば次の青4匹回収が唯一簡単なのでそちらのほうを採用しましょう。
 一般的に青3匹回収、青3体パターンなどと呼ばれている気がします。

・青4匹回収
 極まってきたら導入したい青4匹回収。魔方陣妖精1匹あたり7個の点符を持っているので、これを考えるくらいの人たちでは600~800万×2の上乗せが可能になります。 難易度は非常に高いのですがランダム要素は少ないので、回数をこなすことで成功率はかなり上げることができます。 霊符のみ簡単に4匹回収できます、霊符ユーザーの方はぜひ4匹回収を行いましょう。
 倒す順番は共通で左1、右1右2、回収しながら上に逃げる左2となっています。動きは機体によって違うので機体別に分けていきましょう。

・霊符
 低速ショットのみで左1匹目を倒しながらちょん、勝手に右1匹目を倒してくれるので左2匹目を倒しながらちょん、回収しながらショットを打っていると右2匹目も低速ショットが倒してくれます。 青3匹と同様の動きで、左1匹目はゆっくりではなく普通に倒すだけです。霊符にとって鬼門続きの4道中でしたがここで若干救済されます。

・夢符/魔符/恋符
 左1匹目を弾封じし、回収を行いながら画面中央まで横移動します。右から飛んでくる青弾を下入力で避けながら隙を見て右に飛び込み右の右1匹目、右2匹目を順番に撃破し、 すぐさま左へ移動し回収しながら残った左2匹目を撃破します。魔符は低速ショットが遅いので右1匹目は高速ショットでないと倒せません。
 また、別の避け方として、左1匹目弾封じ回収後すぐに右下へと移動しバラける青弾を半ば気合で避けながら右1匹目上がりながら右2匹目を倒し、左へ移動し回収しながら左2匹目を倒すパターンもあります。 足の十分に速い魔理沙機体ならば右2匹目を上がりながら倒すことで弾封じが狙え、最初に紹介した4匹撃破方法よりも楽になるかもしれません。

・幻符
 低速ショットが思ったより角度がなかったり火力が足りなかったりあまり賢くなかったりでとんでもなく難しいことになっています。前世でよっぽど悪いことでもしたのか?  左1匹目を低速ですぐに倒したら大きく低速で右に移動し右1匹目に低速ショットをあてて倒します、すぐに左入力を入れ左2匹目を撃破し右にちょん避け、回収しながら右へ向かい逃げる右2匹目を撃破します。

・時符
 角度をつけられるショットが活躍します。夢符他よりは難易度が低めです。
 高さを横タイトルのBlossomを目安にあわせ左1匹目を高速ショットで撃破します。そのまま右へと画面中央まで大きく移動し少し斜め右へ上がりながら右1匹目を傾いたショットで倒します。 止まる際に低速に切り替るとより倒しやすいかもしれません。右1匹目を倒したらすぐに左へ移動するとショットが自然に傾くので左2匹目を若干傾いた低速ショットで倒します。 ちょん避けしながら回収し、右上へ逃げる右2匹目を高速ショットなりで撃破します。

 全機体共通ですが余ってるボムがあれば青魔方陣に打ち込んでやると楽に安全に4匹回収ができたりする場合があります。案外適当に打っても4匹倒してくれなかったりするんですが。

・赤3匹回収
 基本的に赤魔方陣1回目はボムを使いたいポイントです。ですがパターンが崩れたり修正したりなどしてボムが無い場合もありえます(稼ぎたてのころは多々あります)。 そういった場合にもきちんと対応できる用意をしておくほうがいいと個人的には思っています。  赤魔方陣も左に2匹、右に2匹湧きます。3匹回収を行う動きは青3匹と全く同じです。ただ発射される赤弾が青弾と比べて多いので、より大きく避けることを要求されます。 ボム無しで3匹回収を行うパターンも練習しておくことをお勧めします。
 時符の場合は結界中と同じ動きで3匹回収が比較的楽に可能です。結界の項目を参照して下さい。

・赤4匹回収
 ボム無しで4匹回収が可能なのは時符だけでしょうか、他に現実的に可能な機体が見つかったら追記します。
 他機体はボムで4匹回収を行います。ボムの打ち方をきちんと把握しておかないと思った以上に4匹倒せずに逃げられてしまうでしょう。
 霊符/魔符/幻符/時符では左1匹目を近くで倒し、倒した瞬間にボムを放ちながら上部回収を行うと同時に右端まで移動します。 ボム中ですが右1匹目に正確にショットをあてて倒します、一番逃げやすいやつだと思います。その後右2匹目もそのまま倒し、左上へと逃走する左2匹目を倒して完了です。
 夢符では上と同様の方法でもいいのですが、12枚取得で来ていると直前の毛玉が吐くアイテムを回収すると結界が出る場合も多いと思います。 そのためこの毛玉列は右の回収ライン下で倒すことでこれを回避できるのですが、そうすると左1匹目の下には行けなくなるわけです。 夢符はこの場合、1匹目の赤弾が届く前くらいに高速ボムを放ちながら上がるとボムの力で4匹とも一気に倒すことができます。この際、ボムを打つ高さが低すぎると思いっきり逃げられます。
 恋符は適当でも大丈夫でしょう。

 時符はボムを使わずに4匹回収が可能です、難易度は高いです。左1匹目を青1匹目のような位置で倒し、右に一気にショットを傾け低速でショットを固定しながら右1匹目を倒します。 そのまま傾いたショットを右2匹目にあてこいつも倒します。倒したら左へ上がりながら回収しつつ左2匹目を倒して完了です(画像の番号順に撃破)。通常1凸で欲しいボム数に合わせてパターンを選びましょう。

青3匹①
青3匹②
青4匹①
青4匹②
青4匹③
青4匹時符
赤4匹時符

結界ポイント(赤魔方陣:+30000~37000)

 結界は通常、1回目の赤魔方陣のアイテムを回収することで発動させます。幻符では1ボム直後の1回目右2匹目の赤弾からグレイズする動きもあります。 青魔方陣最後の回収で出てしまっても致命的な問題はないのですが最後の妖精の弾源グレイズがそこそこおいしいので、まるまるその分落ちてしまいます。 特に12枚(フルスペル)取得できている場合、青魔方陣に合わせて毛玉列を倒して回収すると発動しがちです。上の赤4回収の項目を参考にして下さい。

 結界中の動きについて、赤弾は自機狙いなのですがもはや塊状で、かなり大きく避けないと命中します。この際、ひきつけて1回の移動で避ける人と、 下、右と2段階の動きで避ける人がいます。時符や魔理沙でラストも3匹回収を狙うので無ければどちらでもいいと思います。 4つの赤弾を避け終えたら降りてくるラストの硬い妖精の真下に密着すると弾源グレイズで桜7000ほどを盛ることができます。かなり伸びるので積極活用しましょう。 結界の発動が早すぎたり赤の1回目で出ているとここができずに安くなります。  ラストも3匹回収を狙う場合は4発目の赤弾を素早く抜けることを要求されます。赤弾を避ける際に多くの下入力が入っていると赤鱗弾が邪魔になる経験則があります。 よって左からの赤弾はできる限り横入力のみで避けると安定すると思います。 時符の場合Blossomかもう少し上くらいの高さに位置取っていると、4発目の赤弾を右上に抜けていけば高速ショットで右2匹目を倒してくれます。

 全体注意点としてショットを垂れ流していると、左の2匹が弾を吐き切る前に倒れてしまいます。特に左2匹目に関しては意識が希薄になりがちなので、ここが安い人は意識してみましょう。

赤3匹(時符)

ラストの妖精

 長い長い4道中の締め、この妖精は画面内にいるほとんどの時間は無敵です。最後付近の発射音が激しくなるあたりからダメージが通ります。 こんなことから無敵の間は高速ショットで打ち込み桜+を稼ぎ、ダメージが通る前くらいから強力なショットに変えることでほんの少し多めの桜+をもって4ボスに入れます。 なかなかに硬いのでダメージが入る前くらいから目いっぱい強力ショットを当てていないと、すぐ逃げて行ったり弾消しが減ったりします。
 初弾は大きく左右で避けると避けやすいでしょう。

TIPS

・ドップラー打ち
 自機のショットも一定の弾速があり、そのため自機がショットの方向に動きながらショットを放つとショットの密度が高まります。 ショットの密度が高まるということはそれだけ火力が高まることを意味します。この技法はこの地帯の弾封じだけではなく、 桜+を目いっぱい稼ぐための無敵時間打ち込みなどでも使われています。ある通常を最下段付近で倒しながら上がることで、次のスペルの無敵時間 開始の一瞬に通常よりたくさんのショットを当てることができますね、という理論です(まぁ半ば気持ちの問題レベルなのですが)。他にはタイムアタック時に 撃破前を上がりながら倒すとほんのちょっとだけ早くなるとか、撃破タイミングシビアなところで上がりながら倒すと体力を多く削りやすいのでタイミングずれたーが減るとかでしょうか。 そういえば時符の4道中前半黄緑妖精地帯で解説している、右側を高速ショットで向かいながら倒す、はドップラー打ちにあたります。
 とりあえずはショットは基本上向き固定なので上りながらショットを当てる、これがドップラー打ちです。 命名はドップラー効果から。

 この時点で点符800個を超えて欲しいところです。なお、これ以降出るアイテムは最大627個(4ボス57個、5面267個、6面303個)で固定なので1400エクステンドには最低でもこの時点で773個必要になります。 ポルターガイスト潰し(12個ロスト)なども考慮すると最低でも790個くらいは欲しいですね。

 東方史上でも最も長い道中、なんと4分超です。長いだけでなくスコアにとって最重要箇所が続き、影響度はダントツです。 最も練習しておくべきステージですね。一般的な基準値は4道中合計で桜30万点といわれています。 開幕10+7+リリー1.5+リリー後8.5+魔方陣3で丁度30万点です。 もちろん機体によっても大きな差があるわけですが、ひとつの目安となればと思います。
 4道中は開幕を除いて桜の伸びは安定しやすい場所ばかりなので、ミスをしないということも非常に重要な要素です。筆者は開幕分+20万なんていう目安の置き方をしていました。
俄自称30億氏や俺の友達30億君に「4道中の桜何万伸びた?」って聞くと大抵死にます。殺虫剤にどうぞ。

 低難易度ではここで潰して通常1で結界を発動させるパターンが数多くあります、ルナでも魔符では有効活用できるかもしれません(誰かはよ)。

ドップラー打ち、低速ショットで真上にあがりましょう

   
written by pndsng   2014/12/12