反魂蝶


概要

 締めの耐久スペル、9ループ避ければ終わります。1ループごとに点符10個桜符10個出現し、常時小桜が舞います。全部で90個ずつ、当然回収します。 回収を行う兼ね合いから回収ターンでは赤蝶弾は前に出て避けます。それ以外は下でも前でもどちらでもといった具合ではあるのですがほとんどの人は前で避けています。

 回収方向に指定はありませんが、アイテム自体が左から偏って出てくるので、左上に回収に行く方が白回収が減ると思います。

ここでの戦略は大きく「結界ループ」「通常取得」「中避け」に分類されます。

・結界ループ
 基本のき、な感じです。2回の回収を行うと結界が発動するのでその後は"タイミングよく"霊撃することで弾を消し、回収に行くと再度結界が発動するのでこれを最後まで繰り返します。 最後のループのみ赤蝶弾を避けると1回分余計に収束ボーナスを得ることができます。
 2回の回収は2ボムでも1回自力1ボムでも自力2回でもいいです、2ボムからのループ開始がオーソドックスですね。時符では1ボムで出ることもあるでしょう。
 霊撃のコツはまず大前提として下のほうにいること、前に出ると結界中にアイテムを吸ってループが失敗する場合があります。次にスペル取得枚数が最低でも16枚必要です(15枚でもできなくはないんですが不安定です)。 これらの前提の上でタイミングは目安がいくつかあり例えば、"赤蝶弾が4回発射される音の次"、1,2,3,4,5(発射なし)の5のタイミングで割る感じです。 別の方法としては自機に降ってくるアイテムを凝視し、自機がアイテムを回収してしまう直前くらいに霊撃を行う方法があります。
 近年ではあまり見かけなくなってしまいましたが抜群の安定感と歴史があります。結界の収束数は最大2回です。

・通常取得(+5500万)
 赤蝶弾を前で避け、自力で回収を行いながら取得も目指します。2回回収を行うと結界が発動し3ループ目は結界中に避けるので3、6、9と最後の4回結界が収束します。 よほどスペルカードを落としていない限り2回目の回収は下で桜符を拾うだけで出るので、上部回収に行くのは桜+が0の1、4、7ループ目の計3回です。 8回目の回収が遅れると最後の結界が発動してくれなくなる場合があります。
 避ける上であまりコツなどはありませんが赤蝶弾を素直に1個ずつ避ける人と、3個目の赤蝶弾の真ん中を横切ってから避ける人がいます。入力回数の多さが大事かもしれないと思っています。
 白回収がどうしても出やすいですが意識だけはしてあげましょう。回収して降りてくるときの青紫弾も強敵です(一番の強敵は大玉)。
 結界ループと比べると「収束+2」約3000万、「SCB」約2500~3000万、「白回収」0~-500万くらいの差があります、結構あります。

・中避け(赤)(+7000万)
 結界発動タイミングを調整して赤蝶弾の弾源へと飛び込みます。このターンは赤蝶弾を避けずに済むうえにアイテムは自然と黄色回収され、グレイズも大幅に上昇するという恐ろしいパターンです。 欠点として、まれに赤蝶弾と大玉が狭すぎてとんでもない状態になることがある程度でしょうか。慣れてしまうとメリットが際だち、赤弾を避ける回数が減ることから通常取得より簡単という人もいます。
 1回目は自力回収を行うとして、結界発動のタイミングは2回目の下部の桜符が画面最下段に来たときです。 大玉と重なって取りづらいですがうまく下をくぐるような形や、アイテム判定は強く大玉は弱いので結構無理やり取れたりもします。 スペルカード取得枚数が極端に少ない場合は右側の桜符を全部取って左の2個を拾って同様のタイミングで出すと中避けが可能です。
 赤弾へは正面確保を優先しながら大きく一気に飛び込むといいと思います。飛び込んだら赤蝶弾のラストにくっついていくように場を離れ、大玉をかわして降りてきます。
 SCBは4000万以上も可能で、中避け以外の動き次第では7000万を超えることすらあります。結界ループと比べると「収束+2」約3000万、「SCB」約4000~7000万くらいプラスです、通常より白回収も少ないです。

・中避け(青)(+????万)
 結界発動タイミングを調整して青紫の全方位の中心へと飛び込みます。こちらは中避け(赤)と比べてアイテム回収回数が減ることがなく、なおかつ慣れない右上避けを強いられることから純粋に最高難易度として君臨します。
メリットとしては中避け(赤)は2回しか中避けを行えないのに対し、中避け(青)は最後の3回目でも中避けが行えるのでグレイズがその分稼げます。
 1回目の回収は普通に行うとして、2回目は右上へと移動しアイテムを早く回収することで中避け(青)のタイミングで結界を発動させます。この際、最速で回収してしまうと結界終了のタイミングが合わないことから少しだけ発動を遅らせる必要があります。
この動きとしては2つあり、1つ目は右上(回収ライン未満)で待機しながら4列あるうちの2列目の赤蝶弾を避けると同時にラインを超えてアイテムを回収・結界を発動させる方法。 2つ目は右隅上端付近で避けることで少し結界発動タイミングを遅らせる方法です。
 中避け(赤)よりもさらにSCBは高いことだけはわかっています。(赤)はメリットも際立つのですが(青)は純粋に難易度だけを高めた闇のパターンといえます。理論上はSCB1億点も可能なようです。

古き良き結界ループ
中避けアイテムの拾い方
中心をしっかり合わせて
飛び込んだら赤弾と共に右へ抜けます

TIPS

・その他
 ここも過去いろいろなパターンが考えられました。例えば1自力1ボム1収束、ループと取得の相の子のようなパターンです。計3ボム使って4収束、 収支は「収束+2」3000万、「3ボム」-1800万と割と微妙だったりしました。
 ところが時符になると話は変わり、この時点で21枚取得(6枚落ち)あると1高速ボムで結界が発動してしまいます。計3ボムを使い収束数は5回に増えます(4ボムで6回にはなりません)。 圧倒的弾消しも相まって、収支(時符は桜点が高い前提です)は「収束+3」5000万、「ボム吸い3」2500万、「3ボム」-1800万と通常取得に匹敵するパフォーマンスが得られることがわかります。 時符ユーザーの方は(スペル枚数さえ足りれば)採用してみるのも面白いですよ。ちなみに最強は通常1の2結界+中避けです。

 中避け(赤)はReprise氏が、中避け(青)は元々ENで使用された過去があったパターンで、それを外国勢の方がL向けに開発してくれたようです。

 最近は減ってきましたが申し訳ないが右上の話はNG、収支だけ書くと「収束+2」「SCB」2000万「白回収」無しと通常取得に若干負けます。


   
written by pndsng   2014/12/19   last modified 2015/03/31